HOME > CONCEPT 練功養生の基本概念 > INFO 概念シェア > 東洋養生法と一般養生法との違い
西洋の運動は「体」を強調し;東洋養生法は「身(臓器)」を強調する。
「身の修養」は内臓のバランスを調和します。
根本的に手入れをすることで、内面から外見まで自然な輝きを放つことができます。
又は《太極拳経》にある:『気を直きに養いて害うこと無く』
経脈や気脈の方向は主に縦向きに伸ばします、従って、内家功法を練習し、気の練習をすれば、
『仙風道骨(仙人や道士のように人並み外れてすぐれた風采)』のように痩身になれます。
それは「東洋養生法」を修練すれば表れ出てくる体格の特徴です。
「鳴門 東洋養生」と一般的な運動とはどのような違いがあるのでしょう?
三つご説明いたします:
1.原点が違います
東洋養生の出発点は「腎」であり、「五行相生」の順番を守るのに対し、
一般的な運動は「心肺機能」を強化するという根本的な違いがあります。
内家功法は「丹田」を動かします、
道家では「口鼻呼吸道不真(口と鼻で呼吸をしている限り、本当の道を得ることはできない)」、
呼吸を意識せずに、自然呼吸をキープすることが重要です。
丹田の気は腎を通ります、東洋養生法の原点は「腎」から始まります。
五行の中に、腎は水に属する、水生木;
肝は木に属する、木生火;
火は心に属する、火生土;
脾は土に属する、土生金;
肺は金に属する、土生金。
この方式を上手く内臓に対応させた五行と五臓を交互に滋養し、
バランスを取ることが一番パーフェクトな状態です。
2.トレーニング方法が違います
東洋養生は「有酸素運動」です。
その練習は簡単な動き、ゆったりとした動作で筋力、耐力を強調しません。
東洋養生では、体の経脈(身体の縦方向に伸びる気と血の通路)を伸ばすことを意識します。
練習後は豊かな充実した体を感じます。
トレーニング中の汗は、体の表層からびっしょり汗をかくのではなく、身体の深層から老廃物を排出します。
東洋養生は「有酸素運動」であり、「酸素の消耗運動」ではありません。
息苦しさを感じない、ゆっくりとした動作は、練習を終えても疲労感を感じることなく、
リラックスした感覚を覚えます。
このため、年齢を問わず練習ができるため、年齢や体力なとの制限がありません。
東洋養生を長年続けたマスターを観察すれば、歳を経るほどカンフーの実力は高くなり、
鋭い耳と目、手足も身軽に見えるのです。
3.違うポイントを重視
「内家功夫」の修練方法は、「意識」と「身体」の調和を重視、
「身心同一」に達することを目指しています。
鳴門東洋養生は「内家功夫」に属し、
身体を伸ばして敏捷性を訓練することにより、
内面の修養と意識の訓練をより重視します。
ゆっくりとした式を通して、練習する時、注意力を動作に向けると、
よりリラックスでき、身体の細部にまで感じることができます。
心をもっとシンプルにして、意識に集中して身体とつながり、
「以心行気,以気運身(エネルギーを意識に向けて、エネルギーで身体を動かす)」の状態に達する。
このような練習を日常的にすれば、忙しい毎日の生活の中にあっても、
心と体を柔らかく、リラックスさせていることができるでしょう。
これが東洋養生法では最高の状態の実現になります。
意識を集中して、ゆっくりとした動作に繊細さを感じさせる、
それは東洋養生法の最大の魅力です。